2014年12月15日
躍進
14日投票の総選挙で日本共産党は21議席に躍進、比例中国ブロックで大平よしのぶさんが当選しました。比例での議席獲得は11年ぶり。比例代表の定数が13→11に減らされ、当時の自由党と民主党が合併して現在の民主党となり「政権選択選挙」と言われた選挙で落として以来のことです。議席奪還は悲願でした。
私は、岡山市議会はちょうど11月議会真っ最中でしたが、毎朝の宣伝、候補者カーの要員、支持拡大にとりくみました。南区での比例代表の得票は5243票、昨年参院選比で+444票、一昨年総選挙比で+1919票。来春の市議選挙につながる結果でした。
夕方には当選した大平さんの街頭報告会が行われ、岡山市議団で写真を撮りました。初登庁は24日とのことです。
21議席になれば、予算を伴わない議案の提案権を使えます。党首討論も行えます。選挙中、「安倍政権はこわい」「やりたいようにはさせないで」といった声を聞きました。暴走のストップ役の役割を果たす力を得ました。消費税増税中止など5つの転換の公約実現にがんばります。沖縄の共同で4つの選挙区すべての勝利ができたのは大ニュースです。新しい政治の展望を見ました。
投票率が戦後最低でした。「大義なき選挙」と批判した他党や、選挙に行かないことが抗議であるかのような意見を無批判に報道したマスコミの動きは、投票率を下げる役割を果たしたと思います。日本共産党は「安倍政権に審判を下すチャンス」と、沖縄以外の全選挙区で候補を擁立しました。日本共産党の政策や姿を津々浦々に広げる努力をもっと行って投票率を上げたかったです。
それにしても選挙報道の「自公圧勝」には違和感です。当選者は公示前と比べて自民党は−4、与党計で同数です。昨年の参院選比で自民党は80万票減らしているので、勝ったという評価はどうなんでしょうか。また「自民党より右」を標榜する次世代の党が振るわなかったので、少なくとも「国民の右傾化」が進行したとはいえないでしょう。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック