
69年目の8月6日です。広島にいました。激しい雨で、原爆ドームはけぶっていました。私は平和祈念式典の総理のあいさつを聞きたかったのですが、よく聞き取れませんでした。ただ、昨年のあいさつとそう変わらないという指摘を聞きました。

広島平和記念資料館を見た後、原水爆禁止世界大会ー広島に参加をしました。七千人の参加で活気あるものでした。アンゲラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表が国連事務総長のメッセージを読み上げ、世界的な意義のある大会だと印象付けました。キューバの外交官が中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)で紛争の平和的解決と核廃絶を合意したと話し、戦争を起こさない流れが確実に大きくなっていると感じました。また日本各地の運動で、平和行進を3人から始めて運動を大きくした話や、横須賀軍港のアメリカ原子力空母を許さない運動の話等は勇気づけられます。また「核兵器全面禁止のアピール署名」の集約が410万4911筆と発表されました。核兵器のない世界づくりへ広がっている運動を、来年5月のNPT再検討会議にむけてさらに広げてがんばります。

写真は会場にいた若者達との一枚。
大会後、広島城と本川小学校、袋町小学校を見ました。どれも原爆で被害を受けた建物であり、本川小学校と袋町小学校は被爆当時の建物を資料館として展示がされています。度々広島に行ってはいましたが、初めて行くところだったので衝撃でした。各地の小学校からの折り鶴や寄せ書きがたくさん置かれています。今年の平和祈念式典で子ども代表の「平和の誓い」で「わたしたちはもう行動を始めています」といったのを思い出しました。
この日だけだと思いますが、いろんな人たちがいる街だと感じます。「幸福の科学」が南京大虐殺はなかったと守護霊に喋らせる本を配ってました。また、防具で固めた警察が取り囲む中「革命的反戦闘争をたたかうぞ〜!」等言ってるデモをいくつか見かけました。文化大革命時に中国からほめられていた団体の写真展もありました。
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