2014年07月09日
浅田裁判傍聴
浅田さんの裁判を傍聴しました。岡山市では、65歳になると岡山市では介護保険に入らないとそれまで受けられていた障害者サービスが打ち切られるのです。非課税世帯の障害者サービスは無料ですが、介護保険だと1割負担になります。こんな施策でいいのか市を訴えた裁判です。写真は入廷前にアピールして歩いたものです。
65歳の壁は大きく、介護度5だと介護保険で不足する分は「上乗せ」といって障害者サービスが受けられますが、4以下だと「上乗せ」がなく家事援助などのサービス上限は介護保険分しか使えません。浅田さんは介護度5ですが、一時足がさらに悪くなったために「立つ支援が要らなくなった」と介護度4になり、一気にサービスが減らされました。足が悪くなったから介護度が下がること自体がおかしいです。
裁判は10分ほどですみました。論点を明らかにするために交わす準備書面のやりとりだけでした。裁判官が主張する点をもっと積極的に明らかにすることを求めるという、原告の質問と市の回答がかみ合わない状況になっています。障害者の65歳問題は、自治体によってはサービス減にならないとりくみがされています。市の誠意ある対応を求めます。
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