2014年05月24日
住民運動の力
南区築港新町で計画されていたペット火葬場が白紙撤回です!業者の「ペットピア」から「出店をとりやめることとしました」とのファックスが、反対する住民の会の「地域の環境を守る会」に送られたのです。
業者は四月末に隣接二軒にだけ一週間後に工事をするとあいさつに来ましたが、火葬場についての説明はありませんでした。地元町内会への説明は住民が求めるまで行われず、住民軽視の計画でした。
ただちに町内会など地元住民が、「地域環境を守る会」をつくり、写真のように反対の看板を約20本立てるなどの運動を広げました。署名も取り組まれました。
当事者がいち早くノーの声を広げたことが計画ストップの力になったことは間違いありません。
住民のみなさんが大変な苦労を払うことになった原因には、ペットの火葬場設置について住民合意などの基準がないことがあります。
早島町や津山市はペット葬祭場(火葬場を含む)の設置基準を条例などで定めています。過去に火葬場反対の住民運動があったことをうけて行政が「何とかしないと」とルールを決めたといいます。
築港新町で撤退させた今こそ、岡山市でもペット火葬場や葬祭場の設置基準の条例を制定するときではないでしょうか。
ペットが大事な家族の一員として扱われるようになっている今、お別れの環境も整えることが必要です。
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