2013年08月09日

防災計画の策定へ

hazard130809.JPG
環境消防水道委員会でした。議題は岡山市の防災計画の見直しです。
 岡山市は9月中の防災計画の策定に向け、南海トラフ地震の被害想定案やハザードマップの案を作りました。写真は新たに作った津波ハザードマップ案です。私は3日の大学教授などが加わる専門調査会を傍聴し、市議会の環境消防水道委員会に臨みました。引き続きよりよい防災計画作りに力をつくしています。以下ポイントです。

○市民のひろば9月、10月号で防災マニュアル配布
 岡山市は「津波ハザードマップ」、「洪水・土砂災害ハザードマップ」の書かれている「岡山市防災マニュアル」を市の広報誌「市民のひろば」9月号に入れて配布します。また10月号には「地震ゆれやすさマップ」「液状化危険度マップ」などを入れる予定です。重要な防災の情報になります。両方とも保存しておくようにしましょう。
 「市民のひろば」の入っていないご家庭は一声かけてください。届けるようになります。

○年度内に地域説明会
 防災計画について、市は策定後、学区ごとに説明会を開きます。特に揺れがおきやすい危険があるところなど、地域ごとのつっこんだ説明をするということです。
説明会では防災について詳しく載った防災冊子も配られます。どの地域も年度内をめどに説明会をすませる計画です。ご参加ください。

○いくつかの問題点
 東市議は議会で、地盤のやわらかい地域などで地震の揺れが長くなり建物倒壊の危険が高まると指摘しました。検討するという答弁でしたが、今回の被害予測に揺れの長さの影響は盛り込まれませんでした。
 岡山市南部は昭和南海地震で液状化現象が起こりました。しかし市の液状化危険度マップはボーリングデータだけで作られており、過去の液状化現象の記録が反映されたものになっていません。
 津波の高さについて、今までは「大潮の潮位+津波高」でしたが、今回は「各月の最高満潮面の平均値+津波高」になっています。こうなると数十センチ低くなる計算になりますが、最悪を想定するというタテマエと中身が違うことになりかねません。
 津波浸水地域の避難所は多くが浸かります。遠くに逃げる計画だけでなく、津波避難所の確保が緊急の課題です。

○内水被害対策はこれから
 一昨年の台風12号では多くの地域で浸水被害が出ました。ただ今回の防災計画では、内水被害対策は検討課題になっており、十分とは言えません。(洪水・土砂災害ハザードマップは堤防決壊の洪水を想定したものです。)南区で対応が迫られるのは大雨が流しきれないことによる内水被害であり、対策が必要です。
 なお、内水被害の避難については配布される防災マニュアルに詳しく書かれています。

○意見をお寄せください
 市は防災計画の策定について市民のみなさんからの意見を求めています。期間は9月6日までです。資料は膨大ですが、よりよい計画作りにご協力ください。市のHPと以下の場所で見ることができます。
 ○消防局危機管理課(保健福祉会館8階)
 ○行政資料室(市役所2階)
 ○各区役所 総務・地域振興課



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posted by 東 つよし at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 岡山市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
児島湾・児島湖からの浸水について、岡山市と倉敷市の認識に整合性があるのでしょうか?
境界線を越えて避難することが考えられているのでしょうか?
Posted by 七誌 at 2013年08月17日 18:41
七誌さんコメントありがとうございます。
岡山市と倉敷市との間で浸水の危険があるところは南区植松がありますね。避難先は彦崎小学校になり、それほど遠くはないですが、倉敷市の藤戸の方が近いところもあります。
調べてみます。
Posted by 東 つよし at 2013年09月01日 18:51
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