19日の私の個人質問の状況と答弁についての報告です。
質問のインターネット録画が上がっていますのでこちらもご覧ください(→リンク)
防災計画は市民参加で
津波避難所について、私の求めたことは、2年前の答弁通り人口分の確保に最後までつとめることです。すぐに全部確保できなくても7月以降各地で行う住民説明会では、できていることできていないことを住民に明らかにして自主防災組織とともに対策を考えてはどうかとも聞きました。市民にとってあまりにも情報が出されていないため、早く出すことが必要だし、そうしてこそ進まない自主防災組織づくりの力になると考えたからです。答弁は避難ビルの最終的な数の目標は住民数としながらも、現状のありのままを市民に明らかにする考えはないようです。市役所だけで完璧な計画を立てるのは無理があります。「自助共助が中心」というなら避難のしかたから市民参加ですすめたほうが災害時混乱しない備えができるのではないでしょうか。
なお、市が確保している津波避難ビルは耐震性を確保するようになっていないことも明らかになりました。
まずはナスの現状把握から
千両ナスのピンチを訴えました。っちまちの政策は出てきませんでしたがまず現状をつかむことろから始めるということです。農業政策について市は、県・国任せを卒業するときです。鳥取の共産党が漁業の燃油高騰対策を求め、その後国は支援策の一定の充実をおこなったことを紹介し、地方が声を上げるときだと話をしました。
TPP反対の自民党ポスター
議場は自民党席を含めて笑いがあがっていました。なお写真は赤旗編集部から送ってもらったものです。聞けばまだ山形県でははってあるそうです。
その後、自民党市議団と軌を一にしている会派の議員は本会議質問で声高にTPP反対を訴えていました。
「安全性の追求が不安を広げる」という珍論
BSEの検査を自治体独自で行うことを求めた答弁では、自治体独自の検査は他の食品に不安があるかのような誤ったメッセージを発信し。流通に混乱を招くおそれがあるという見解があるというものでした。岡山市水道局は水道水がミネラルウォーターより厳しい基準であることを誇っていますが他の水が不安だなどという声は聞きません。TPPの入場料としてアメリカがBSE緩和を求めましたが、一切の例外を認めない徹底ぶりが透けて見えます。
障害者の命綱を奪う異常
65歳の障害者に介護保険を押しつける問題では、生存に不可欠なサービスを奪う異常さをただしたかったですが、一貫して答弁回避でした。「介護保険優先」という言葉を「介護保険を使わないなら干す」という形で実行する岡山市の冷たさ!
障害者の多くがこれから65歳を迎えます。障害者サービスでなく介護保険になればほぼもれなく負担増です。大問題になるし、しなくてはなりません。
市営住宅は減らす方向?
貧困と格差が広がり、社会保障切捨てが狙われる中、市営住宅は重要性で、増やすことを求めました。答弁は維持と考えているが、建て替えにあたっては人口減少の時代なので慎重に考慮するという答弁でした。市民の需要をみて判断することを求めました。
他にも問題点などありますが、特に重大だと思った点をあげました。
ブログランキングに反映されます。1日1クリックお願いします→
2013年06月21日
この記事へのトラックバック
答弁の意味が判り易くなりました。
議事録を読むときにも役立ちます。
議事録があることを前提に、簡潔で結構ですので、概要を知らせて下さい。よろしくお願いします。
これからは質問後に答弁の中身をふくめてお知らせできるようにしたいと思います。