
瀬戸内海を走る船で海底ゴミについて考えました。
写真は豊島だと思います。
15、16日の両日にわたって中国四国環境サミット「海ごみから瀬戸内海の環境を考えるin岡山」が開かれました。主催はNPO法人グリーンパートナーおかやまで、岡山後楽ライオンズクラブが共済です。
雨の中ですが、船に乗って瀬戸内海を走りながら、奈良県立大学地域創造学部長の西田正憲さんの基調講演を聞きました。「瀬戸内海の魅力再発見」ということで、古くからある文献などで瀬戸内海が紹介されていることを話しました。なんでも幕末のイギリス公使オールコックの「大君の都」にも出ているそうです。
マルクスは資本論で、日本の下肥の利用などの循環型社会を評価していますが、その元ネタはオールコックの「大君の都」だと言われています。

基調講演の後はパネルディスカッション形式の船上シンポジウムです。写真で話しているのは環境省環境事務次官の南山秀樹さん。私はフロア発言で「海底ゴミの多くが個人から出ていると言いますが、どう呼びかければみんなの心に届きますか」と聞きました。
船に乗って瀬戸内海の環境を考えるとりくみ、斬新です。岡山市はESDの最終年会合が開かれますが、きれいな景観だけでなく、深刻な環境問題も眠っていることを訪れる人に知ってほしいです。
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