国保の運営協議会が開かれ、来年度の国保料について「総合的、政策的に検討した結果、据え置く」となりました。
2月市議会で可決されれば決定です。市としては、国保の制度は相互扶助であり医療費が増えたので引き上げが必要だが、市民の状況をふまえると上げられないという判断だったようです。
市の社会保障推進協議会が集めた国保料の引き下げを求める署名が届けられるなど、市民の運動が届いた結果だと思います。また、高齢化で医療費が増えてはいますが、だからといっておいそれと保険料を上げられる状況でない、「相互扶助」論のゆきづまりを示しているのではないかと考えます。
前回の国保運営協議会で「国保料引き上げの前にやるべきことがある」と、薬剤師会はジェネリック医薬品への移行、愛育委員会は予防講座の普及、医師会は健診率の向上と、各分野の方々がそれぞれの分野で医療費を下げる努力をするという話となっています。岡山市も、国が減らした負担を戻すことを求めるとともに、健診料を下げるなど市民の健康づくりで医療費を下げる努力をつくしてほしいです。
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2013年02月15日
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禁煙を支援する制度が必要です。
労働強化も病気の原因になります。循環器系などや精神疾患、うつ病などです。完治するのに長い期間かかり、その間仕事ができなくなり、クビになれば(あるいは追い詰められて退職となれば)就職が困難になります。
小手先の対策だけでなく、病気の原因を取り除く総合的な施策が必要です。
健診の受診率向上は病気の予防に役立つと思います。
先日京都に行ったら街の掲示板に「ワンコインでできる健康チェック」みたいなポスターがあり、500円で国保の健診が受けられるとありました。岡山市の4分の1です。
健康づくりを柱にすえた対策が必要だと思います。