2012年12月12日
北朝鮮と委員会と志位演説。
市議会の建設委員会でした。
地方分権一括法の関係で、今議会では数多くの条例案が出されており、建設委員会では補正予算のほかに道路や河川など条例が8本などの審議がありました。
今回は市営住宅の管理を民間会社にさせる指定管理方式でうける業者が決まりました。必要な修繕ができるお金が確保されているのか、いろいろ聞かねばなりませんでした。「必要な修繕は行う」とのことなので、指定管理業者から「もう修繕するお金がない」と言われることはありませんしあったら是正ができます。声をかけてください。
また岡山駅西のリットシティビルの天井パネルが落ちたことについて議論になりました(→山陽ニュース)。下手したら人死にが出たかもしれない大ごとです。このビルはできて程なくタイルの落下がありました。岡山市が設計施工をさせた大成建設が安い仕事をしたのでないか気になります。この審議には新聞記者が写真をたくさん撮っていました。
午前中の審議がすんだら北朝鮮のニュースでもちきりでした。志位委員長が、北朝鮮の「ロケット」発射について国連安保理決議1874号違反と強く抗議すると談話を出しました。北朝鮮が日朝平壌宣言や6カ国協議の共同声明に返ることを求め、国際社会に非軍事・外交的手段の一致した対応を呼びかけています(→本文)。
飛ばされたものは衛星軌道にのったらしいので、「人工衛星のロケットだ」という言い分は成り立つかもしれません。それでも北朝鮮に対し核実験と「弾道ミサイル技術を使用した発射」を禁じた国連安保理決議1874号違反です。ちなみにマスコミは「事実上のミサイル」と報じたのですが、政府の通知は「ミサイル」と断定でした。「ミサイル」と「ロケット」は技術としては共通するものがありますが、呼び方の印象の違いの大きさの割に、どう呼ぶかはかなり政治的に左右されやすいもののようです。大事なのは冷静な対応でしょう。
委員会がすんだら駅前の志位委員長の街頭演説に行きました。とはいえ、委員会が長引いたのであまり話は聞けずじまい。でも1500人の聴衆は熱い拍手を送っていました。
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核兵器が完成した時点で奇襲されて破壊されるのが落ちだと思うのですが懲りない親子です。
また、国連は加盟国の主権を侵す決議はできないので、宇宙条約に基づきすべての国に認められている宇宙の平和的利用権を朝鮮に対して制限することもできません。
また、日朝ピョンヤン宣言を踏みにじって、国交正常化と補償を投げ捨て、在日朝鮮人にたいする不当弾圧をしているのは日本政府ではありませんか。ついでにいうと、日本共産党員の長尾淳三東大阪市長は、大阪朝鮮高級学校から運動場を奪おうと裁判に訴えるという信じ難い民族教育弾圧行為を行いました。
また、6者会談の共同声明は、朝鮮の宇宙の平和的利用について何ら制限していません。
日本共産党は、朝鮮の宇宙技術の発展を祝賀し、不当な反朝鮮策動に反対し、朝鮮の反帝国主義闘争と連帯すべきです。