会派ごとの代表質問がない議会では、個人質問の一問一答や一括質問という形式を問わず時間は30分でした。それなのに議会運営委員会で現在試行中の一問一答形式に限って質問時間を20分に減らす案が出され、市民ネットと日本共産党岡山市議団以外の賛成で決まってしまいました。
理由は「時間が長いと要らんことを言う質問がでる」「質問準備には当局の時間がとられる。短縮はコスト削減になる」「前回の一問一答で早口で聞き取りにくい質問があった」などですが、およそ結論が質問時間削減になりえないものではないでしょうか。
岡山市で議会費という議会にかかるいっさいがっさいの費用は市全体の0.4%です。この0.4%が、市当局のやっていることをチェックし、市民の声を届けるわけですし、場合によってははるかに巨額のムダを見つけストップさせることができます。質問時間の短縮は議会の自らの役割の否定になっても改革にはあたらないと考えます。
「質問時間が減れば単位時間当たりの議員報酬額が増える」という見方をすると、時間短縮=高コスト化という考え方ができるかもしれません。
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そもそも三十分では、時間が足りないと思います。
情報公開制度の活用や住民への宣伝の活発化などで補うしかなくなりますね。
質問時間が減らされたもとでもできることを考えて、市民のみなさんと世論と運動を広げるためにがんばります。