2012年11月01日

「仮算定」からでる混乱

peretto121101.jpg
「国保料と住民税が高くなった」という相談を受けたので、区役所に話を聞きに行きました。
10月からの徴収の通知では確かに倍ぐらい高くなっています。制度がむちゃくちゃ変わっているわけでないので不思議だったのですが、説明を聞いて初めてわかりました。
 年金からの特別徴収の場合、年間の国保料と住民税の確定が8月ぐらいにならないとできないので、4、6、8月の徴収は2月分の額で仮算定して取り、残りを10、12、2月で徴収します。すると人によりますが10月を境にものすごく増える年と減る年が交互にやってくることになるのです。
 計算のルールは知っていましたが、こんな分かりにくい問題が生まれるのは初めて知りました。よく役所の窓口に相談が寄せられることですし、そこここで聞くことでもあります。なんとかできないものでしょうか。

 写真は藤田のダイキ付近で見かけた木質ペレットの自販機。8リットル500円。残念ながら休止中でした。これもいつもよく前を通っていたのに今気がついて知ったものです。

 11月です。朝宣伝が寒く感じるようになってきました。みなさんお身体ご自愛ください。



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posted by 東 つよし at 23:59| Comment(7) | TrackBack(0) | 岡山市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> 木質ペレット

原油高騰で、価格でも競争力を発揮しているようですね。


「他燃料との価格比較

熱量1,000kcal当たりの価格を比較すると原油価格高騰により石油系燃料よりも優位なケースが多くなってきた。石油系燃料の価格は変動が多く一概に言えないため一定の基準を設けて比較すると、灯油(97円/Lと仮定)では1,000kcal当たり11.06円、軽油(108円/L)は11.83円、A重油(69円/L)で7.42円。ペレットの価格は約35円 - 65円/kgと流通形態により差があるが、例えば40円/kgとすると1,000kcal当たり7.95円なので、灯油や軽油よりも安くA重油よりも高い。ペレットがストーブや小型の温風器に使われる事を考えると、灯油価格が70円/Lまで下がらない限り価格面でも優位を保つ事ができそうである。」

木質ペレット - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E8%B3%AA%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88#.E4.BB.96.E7.87.83.E6.96.99.E3.81.A8.E3.81.AE.E4.BE.A1.E6.A0.BC.E6.AF.94.E8.BC.83
Posted by 名無し at 2012年11月02日 21:30
名無しさん コメントありがとうございます。
木質ペレットは真庭市や高知県檮原町で活用されています。日本に豊かにある資源ですね。
燃料として優秀な反面、熱量が高すぎて個々の家庭で使うには薪ストーブの方がよいそうです。
Posted by 東 つよし at 2012年11月06日 08:09
> 熱量が高すぎて

石炭火力発電所で三パーセントほど混ぜて使われているようです。
石炭を粉末状にするようで、木質ペレットは粉末にするのに難点があって、それ以上に増やすのが難しいようです。
それなら、最初から、石炭火力で使い易い粉末状にしたものを作れないのかと思うのですが、どうなのでしょうか?
Posted by 名無し at 2012年11月10日 02:01
名無しさん コメントありがとうございます。
そもそも火力発電所で利用するより、どこでもあるボイラーで使うほうが輸送コストなどの面で環境にいいと思うところです。
粉末の木質バイオマスは堆肥に重宝すると聞きますし。
Posted by 東 つよし at 2012年11月10日 19:30
同じ都道府県内などの地産地消なら、石炭を海外から輸入するとするのと比べると、輸送にかかるエネルギー消費を減らせます。
小口で配達するより大口の方が単位当たりのエネルギー消費が少なくなる可能性もあります。

また、安定的な買い入れがあれば経営が安定します。
Posted by 名無し at 2012年11月17日 01:21
名無しさん コメントありがとうございます。
効率的な使い方は今後いろいろ研究されなくてはなりませんね。
身近なボイラーでの利用は、再生可能エネルギーへの動機付けという側面があるとも考えます。
Posted by 東 つよし at 2012年11月19日 18:46
「間伐材燃料の発電所を大分に建設 国内2例目

 バイオマス発電と林業振興に取り組むグリーン発電大分(大分県日田市)の森山政美社長は21日、従来は放置されていた間伐材などを燃料とする発電所を日田市に建設すると広瀬勝貞大分県知事に報告した。

 県によると、間伐材などを利用するのは、同社の関連会社が福島県会津若松市に建設した発電所に続き2例目で、全国でも先駆的な取り組みという。

 大分のバイオマス発電所は来年2月中旬に着工し11月に操業開始の予定で、最大出力は約5700キロワット。建設費は約20億円。年間約11億円の売り上げと、約70人の雇用創出を見込んでいる。
【共同通信】」

間伐材燃料の発電所を大分に建設 国内2例目 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012122101001624.html
Posted by 参考 at 2012年12月21日 18:37
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