2012年01月27日

中国地方から原発ゼロを

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中国電力島根原発2号機が点検のために停止します。
中国地方の原発はこれですべて停止します。今まで数多くの点検漏れを指摘されてきた島根原発。再稼働することなく中国地方から原発ゼロを実現することを中国電力岡山支社に申し入れました。すでに同様の申し入れは25日に広島の中国電力本社に行っていますが、各地でも呼応した宣伝や申し入れを行ったものです。回答は「本社に申し入れがあったことは聞いています。今日聞いた話は、本社に伝えます」というものでした。なかなか滅多なことはいえないのでしょうか。ただ25日の本社への申し入れでは衆院中国比例の石村智子さんの質問に対し「原発の安全性に自信がある」としながらも「中電一人の思いだけで動かせるものでなないと思っています」と答えています。必要なのは運動の広がりだと思います。

 県庁にも同様の申し入れをしました。「原発は国の政策」という話でしたが、各地の再生可能エネルギーの活用は地域振興の視点もあって進めるということでした。テレビカメラが入っていました。タイムリーな取り組みなのでしょう。


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 文部科学省は原発事故を受けて放射線に関する副読本を改訂しました。小中高校用それぞれを出しています。見てみたら、身の回りでたくさん放射線があること、低い線量とガンの因果が立証されていないと強調しながら、放射能から身を守る対策を書いています。今までより高い位置づけで活用するようです。
 今まで原発は事故になっても「止める、冷やす、閉じ込める」から万全だと言ってきました。放射能をまきちらしてから「少しなら問題ない、でも気をつけましょう」と学校の副読本で教えても、子どもが学ぶのは「大人はズルい」ということだけかも知れません。放射能の対策として、デマや風評にまどわされないこととも書いています。言葉としては正しいのに、書いてあるモノがモノだけに「じゃあ、何を信じたらいいの?」と思わされます。不思議なものです。



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posted by 東 つよし at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
原発存続と脱原発に、国論が分かれるのなら、それぞれの主張と論拠を紹介して、それを元にして考えさせるのが、本当の教育だと思う。
放射能の危険のデータが不十分だとして、安全な場合の対処で済ませるのは、無責任極まりない。
Posted by 名無し at 2012年02月01日 19:48
名無しさん コメントありがとうございます。
原爆の被爆者には、ガンよりも、子どもの奇形の心配が高かったと聞きます。しかし危険性については奇形には触れられていません。安全に責任を負う姿勢になっていないと思います。
Posted by 東 つよし at 2012年02月02日 15:38
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