福井県の小浜市です。今回も少しあわただしい帰省でした。
お墓参りの後、家族で原発のPR館めぐりをしてきました。開館時間や定休日が分からなかったので、関電の出張所でパンフをもらいにいったら、担当の人が名刺まで出して説明をしてくれました。
まず行ったのはおおい町大飯原発付近の「おおいり館」ビデオシアターの後に、館長が東日本大震災を受けての対策説明をしてくれました。私語の多い一家なので、ボソボソ話をしていると視線がささります。世論が気になるということでしょうか。説明の中身ですが、いろいろ対策をとりながらも、炉の老朽化そのものには言及がありませんでした。他には原子炉3分の1模型も見ました(写真)
最後に高浜町のエルどらんどです。遊ぶ施設が中心でしたが、廊下にはMOX燃料を使っても安全というポスターがたくさん貼ってありました。
総じてどこもお金がかかっています。小浜駅に「電源立地交付金事業」と書いた街灯が立っていましたし、原発マネーはいろんな形であまねく行き渡っているようです。原発のない日本への歩みには、原発を受け入れてきた住民と、それ以外の人たちの間に溝をつくらず共同をすすめる追求が大事だろうと思います。
小浜の街はまた少しさびしくなった気がします。いっぽう、名物のカレー焼とくずまんじゅうの味は、変わらずおいしかったです。
ブログランキングに反映されます。1日1クリックお願いします→

【関連する記事】