岡山県が出したまちづくりマスタープランへ、岡山市としての意見をつけるための会議です。学識経験者、市民や行政担当者と岡山市議会議員7名でなります。
街づくりの方向として、人口増加が小さくなっているので、市街地の増加は抑え、コンパクトな街にするということが打ち出されました。市街化調整区域に団地ができると、上下水などの行政コストがかかり、クルマ社会を加速させるということです。
私は、市街地のいたずらな拡大を抑えることは合理的である一方、昔から周辺地域に住んでいる人たちが住み続けられるようにすることは外せない、病院や買い物に不可欠な公共交通が、コンパクトな街づくりといって切り捨てることがないようにと発言しました。他の議員からも同様の意見が出され、市は、市の街づくりの計画に生活交通はきちんと位置づけるようにすると答えました。
小串の地域では「病院に行くのに朝バスに乗ったら帰りは夕方のバスしかない」といった声を聞きます。市街地から離れて住んでいても、住み続けられる街づくりを訴えていきたいと思います。
この審議会で報酬として6,560円をもらいました。議員が市政の会議に出て、別に報酬をもらうというのはおかしな感じです。呼んで来てもらった市民の委員にお金を払うのは道理があっても、議員に払うのはやめにできないものなのでしょうか。別の審議会ではもらわないよう申し合わせたところがあると聞いています。
審議会の議論は意見百出で、決められた時間を超えていました。一方、発言をしない議員が2人いました。県にモノをいう機会ですし、お金ももらっているので、遠慮せずに市民の声や自分の考えを伝えてほしいです。
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