六月議会が終わりました。
私にとって初議会で、分からないことがいろいろありましたが、力は尽くせたかと思っています。
議会最終日、逮捕起訴された太田武正市議の辞職勧告決議が賛成多数で採択されました。決議案を出すとき、河田正一市議団長が提案説明をしました。ウグイス嬢に法律の上限を超えるお金を払った件なのですが、市民ネットの羽場議員が反対討論に立ちました。「効力を伴わない」ということが理由でした。しかし法律違反を犯した議員に議会としてなんらかの態度を示すこと自体が重要ではないでしょうか。
議会で定数削減案が出て、継続審議になりました。「議員がブラッシュアップされる」という理由でしたが、かなり疑問を持っています。市議会には議会に来ない議員がいます。北区のベテラン議員で、5月9日に出て以来顔を見ません。「税金ドロボーだ!定数削減だ!」となりやすいご時世かもしれませんが、定数が減るとますます票集め、金集めで「議会に出てる場合じゃない」となる議員が増えたりしないでしょうか。議会改革というなら、本会議や委員会の議論をネット中継やさまざまな媒体で公開して、市民が議員の働きを厳しくチェックできるようにする必要があると思います。定数削減で削られるのは、市民の多様な意見と参政権です。「議員が身を削る」と言いながら公費の海外視察を無くす議論がないのも不思議です。報酬、政務調査費も減らし議会費を市民にまわすときでしょう。
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2011年07月06日
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