６４回目の憲法記念日

日本国憲法が施行されて６４年目の今日、「５・３憲法記念日　岡山県民のつどい」が開かれました。
私も憲法を守り生かす運動に加わってきた一員として参加しました。例年と変わらず三木記念ホールは席がいっぱいでした。
　つどいでは岡山大学職員合唱団や岡山合唱団の合唱と詩の朗読、松元ヒロさんのライブに岡大名誉教授の小畑隆資さんの講演がありました。写真は合唱をやっているところです。

　松元ヒロさんのライブはとにかく面白かったです。「米軍基地が平和に必要なら、沖縄なんてはじっこに置かずに、日本の中心に置いたらいいじゃない」「千代田区あたりに」「ビルなんて壊さなくていい広場があるじゃないですか」「どこを想像しているんですかこの非国民！」…「原発が安全なら、日本の中心に置いたらいいじゃない」「千代田区あたりに」「ちょうどお堀もあります」「どこを想像しているんですかこの非国民！」「あなたがたが想像している、ちょうどあそこです」etc.センスが秀逸です。
　岡大名誉教授の小畑先生の民主党政権の地域主権論は考えさせられます。結局は装いを変えただけの規制緩和、新自由主義なだけで、政治の責任を投げ捨てるものだという指摘でした。小沢さんの規制を取り外して“自由”にするという考えは、古典的自由主義とまったく相反するものだという話はナルホドでした。憲法を変えようという勢力は「震災で被害が大きくなったのは憲法に緊急事態の対策がないからだ」と言っているとのこと。しかし今必要なことは被災地に憲法を生かすことです。


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