2010年10月22日
文化予算減に歌丸さん苦言10/24日曜版
しんぶん赤旗日曜版10月24日付の記事紹介です。
党中央の紹介ページもご覧ください(→リンク)
1、4面:「焦点」で政治ネタをときどき使う桂歌丸さんが出ています。しかし話は笑えるものでなく、深刻です。民主党政権が事業仕分けで文化予算を減らそうとしているからです。もともと少ないのに、「成果が出ない」と削減の対象になるものなのでしょうか。
5面:普天間基地を撤去すれば跡地利用で4500億円の経済効果と3万2千人の雇用効果があると、11月28日投票の沖縄県知事選にでるイハさんが提言します。確かに一番いい土地に居座る基地がなくなれば効果は大きそうです。基地依存をやめてくらしと経済を守るかが問われています。
7面:中国人作家がノーベル平和賞をうけたことに中国政府が反発しています。日本共産党は、内政不干渉の原則をふまえながらも、言論での体制批判は言論で対応することが大事だと中国に直接伝えています。
9面:米価暴落は深刻です。加えて岡山では「高温障害で米の等級が下がった」という声を聞きますが、戸別所得補償の対象になりません。市場にあまった米を国が買い入れれば、米の価格は安定します。戸別所得補償で税金をつぎ込むより半分以下のお金でできます。
10面:大きな感動を呼んだチリ落盤事故の全員生還。その裏には、鉱山労働者の安全軽視がありました。国際労働機関(ILO)の条約の批准もしていません。安全対策をとって、事故の起こらないようにすることは日本でもチリでも大事です。
33面:格安航空会社が日本にも参入してきました。「茨城―上海4000円」はさすがに客寄せのようですが、ゆきすぎた競争はいろんなリスクが出ます。もうかる路線に安い会社が来て競争したらもうからない路線が切り捨てられないか心配です。
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自民党政権は法制度を変えて国民生活を破壊し、後継の民主党政権は法制度を変える前から官僚を懲らしめると見せて国民生活を削り追い討ちする。
鳩山から菅に移り変わってアメリカ離れの素振りに終止符を打ち、民主党政権に何の取柄もなくなり、「事業仕分け」で圧制となりました。
> 中国人作家がノーベル平和賞をうけたことに中国政府が反発しています。
「ノーベル平和賞」はオバマ大統領や故佐藤首相などが受け取っており、「政争の具」と使われています。
【参考】
「ノーベル平和賞をめぐって」
「赤塚不二夫の漫画「天才バカボン」に「佐藤栄作がノーベル平和賞をとって以来、世の中全てのことが全く信じられなくなった」という台詞が出てくる。」
(佐藤栄作 - Wikipedia、 http://ja.wikipedia.org/wiki/佐藤栄作#.E3.83.8E.E3.83.BC.E3.83.99.E3.83.AB.E5.B9.B3.E5.92.8C.E8.B3.9E.E3.82.92.E3.82.81.E3.81.90.E3.81.A3.E3.81.A6 )。
他のノーベル××賞も米国に偏っています。
国力と民生の充実と共に、世界各地に征服軍を送るアメリカの大衆「民主主義」とは違う、国名に恥じない人民主主義体制の確立を中国が主体的に指向すべきです。
消費税増税や基地押し付けは自民党政権以上かも知れません。政権を変えた国民の意志を裏切ったかのようです。
ノーベル賞の権威についてはいろんな意見がありますね。少し別物かもしれませんが、ノーベル経済学賞をしんぶん赤旗で見ることは滅多にありません。