
以前(→リンク)から話し合われていることで、岡北地域でも産廃阻止の会が作られ、御津の産廃阻止同盟が知事と懇談をこぎつけるなど、運動が広がっています。私は金甲山の環境破壊を許さない会の一員としての参加です。
御津の産廃処分場は三野水源地の上流にあります。ここからの水を43万岡山市民が利用します。持ち込まれるのは関西方面の産廃です。
御津河内で建設が計画されている処分場は92万立方メートルの容量です。「安定型処分場」といわれるもので、がれき類、ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず、金属くず、ゴムくず、廃プラスチック類を谷底に直接投げ捨てます。石綿を含んでいても関係なしです。全国各地で最も環境汚染を起こしているものです。
御津虎倉では昨年10月20日に産業廃棄物処理施設建設を岡山市が許可しました。51万立方メートルの管理型最終処分場と焼却施設のある西日本最大規模のものです。ゴムのシートをしいて廃棄物を捨てますが、シートの耐用年数は50年で、破れる事故がたびたび起こっています。うけ追うのは、南区蓑島の処分場で2万5千立方メートルの容量超過をやって岡山市から行政指導をうけている会社です。
岡山市民の水源を守るために、やめさせる運動、広く知ってもらうことにがんばります。
相談のために部屋を借りた御津町郷土歴史資料館では縄文時代からの出土物などが展示されています。太平洋戦争の真珠湾攻撃に特殊潜航艇で参加して戦死した同町出身の片山義雄兵曹長にまつわる展示もありました(写真)。「九軍神」を称える戦前の本が手にとって読める状態でありました。入館は無料です。
御津は田んぼの稲がたれていました。南区よりも早く田植えをしたようで、実りの秋が近いです。
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ゴミの体積を減らすために、一般市民にペットボトルなどの分別をやらせていますが、危険なゴミの対策を有線すべきですね。
生産から再生や廃棄までの安全設計を義務付けないと、住めない国土になります。
ご指摘の法律が使えないことはないのですが、汚染が確認されても、原因が処分場と“公式に”認定されるまで時間がかかること、認定されても原状回復が難しいことがあると思います。
廃棄物は生産者責任をはっきりさせて、産廃業者に投げっぱなしということは改めることが必要です。