2010年07月24日

“古美る”という考え


kamiya100724.jpg神家昭雄建築研究室におじゃまして話を聞きました。
年金者組合の行事にまざって、家をつくる、古い家を再生させる仕事について聞きました。神家昭雄さんは建築家でさまざまな賞をうけています。
 ビニールの壁紙のように年数がたつと汚れますが、土の壁は呼吸をするので、汚れずに味わいが出るといいます。これを「古美る」と言うのだそうです。また古い家の梁には曲がったままの木が使われているものがありますが、これができるのは日本の大工だけだそうです。墨壷があるから、曲がった木でも直線がとれるということです。
 また、家作りは、ハウスメーカーに頼むのも工務店に頼むのも変わらないそうです。メーカーは広告にお金をずいぶんかけるからだとか。
 古くからある建築や技術を大事にして今に生かす仕事ぶりは勉強になりました。

 写真は研究室の中庭です。枝を張ったキンモクセイと書庫が立派です。

 夕方にひだまりの里病院の夏祭りに行きました。武田県議のメッセージを代読し、盆踊りを楽しみました。知っている人が店をやっているとついつい買ってしまうので、おなかがいっぱいです。



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posted by 東 つよし at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常、他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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