2010年05月14日
5月16日の日曜版おすすめ記事。
しんぶん赤旗日曜版5月16日付の記事紹介です。
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1、4〜6、18、19面:志位委員長のアメリカ行き特集です。日本国民の核兵器廃絶と基地なくせの声を伝えました。米政府との交渉では徳之島の町長が「本来は首相が果たす役割」と評しています。
10面:都市農業では「税金が高い」と言う声を聞きます。都市農業は都市部でも新鮮な野菜を手に入れる大事な産業です。日本共産党が都市農業振興策を出しました。都市農業を都市づくりの重要な柱に位置づけ、税制を改めます。
11面:年間4万種もの生物絶滅の原因のトップは「開発」です。開発への環境アセスがしっかりされないといけませんが、改正されようとしている環境アセスメント法の問題点はそのままです。事業見直しが頭になくアセスをするかどうか規模で左右されます。
29面:「植民地責任論」という考え方が出てきています。欧州諸国の植民地支配に対し、01年のダーバン会議で表面化してきたそうです。日本でも朝鮮や台湾を植民地化してきた歴史があり、他所事でも過去に済んだ話でもないと思います。
32面:家畜の伝染病の「口蹄疫」被害が深刻です。被害の拡大を抑えるとともに、畜産農家への融資中心でない直接支援が必要です。畜産業をしている人からは飼料高と乳価の低さの悲鳴をずっと聞いてきました。しっかり支えないといけません。
33面:アメリカいいなりは世界遺産の価値もゆるがしかねません。厳島神社をかかえる宮島の西の対岸は米軍岩国基地で、29日に拡張された新滑走路が運用開始で、さらに5000人の米兵と家族が移ってくる計画です。すでに騒音被害が起こっています。
あくまで個人的な感想なので、他にも面白く大事な記事はたくさんあります。購読していない方はぜひ読んでください。
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「台湾」や「朝鮮」だけでなく、第一次大戦から委任統治として「南洋諸島」を支配し始め、その後「満州」に日本の軍人や文官などが入り込んだ傀儡政権を作り、第二次大戦前から東南アジアの諸国を軍政が支配しました。
中国全土を支配しようとし焦土としました。
「朝鮮」や「台湾」や「南洋諸島」を日本の植民地的に領土化しました。
「大東亜共栄圏」のように日本が君臨しようとするのはいけません。アメリカのこしぎんちゃくもいけません。
中国と事を構えようとしているのか、けんか腰の人までいます。
安全保障が戦争準備ではいけません。
全体主義的であって、世界の庶民の利益を考えず、野放図な国家、手前勝手な振る舞いが、戦争を考える人の目的の共通点だと思います。
他民族とその土地に介入したこれまでの歴史を踏まえて近隣の諸国との関係をどうしてゆくのかを考えることになります。
どんな協力関係を構築してゆくべきかを真剣に考えて実行すべきです。
単なる補償ではないと思います。
奴隷制度時代にさかのぼってのアメリカの反省、スペインでは「歴史の記憶」法、オーストラリアで先住民抑圧の謝罪など、世界では過ちを未来に活かすために歴史をきちんと見る流れが広がっています。日本で戦争と植民地支配の責任をどう考えるか、ますます大事になってくると思います。