2010年02月09日

農民連の税金説明会


nadasaki100209.jpg農民連の灘崎と、藤田、興除、妹尾で税金申告説明会がありました。
税金の申告をきちんとやってくらしを守ろうと行われているもので、「収入はもらさず、経費はチリ一つ残さず」という姿勢だそうです。
 私はともに農業を守る運動をしていることから、はじめにあいさつを少ししました(写真)。税金の集まりなので、大企業やお金持ちへの行き過ぎた減税を元に戻すこと、軍事費や大型公共事業の無駄をなくせば暮らしの財源があることを、鳩山首相と小沢幹事長のカネの問題と、普天間基地の問題を切り口に話ました。
 税金の話では、主に農業機械器具の減価償却の年数が一律7年になるなど、税制が変わったことが中心でした。農民連の坪井貞夫さんが説明をしました。「古い機械でも処分してなければ残り1円まで減価償却できる」「補償は収入ではないので、税金はかからない」「風呂代は経費、住宅も農業で使っているなら3分の1まで経費にできる」「医療費控除の対象は家族全員分。収入が200万以内なら、控除の足切は10万円より少ない」など、いろいろ出された質問に答えていました。
 私も知らないことがいっぱいだったので勉強になりました。農業者(に限らず年金生活者など誰でも)の税金の申告に役立つ農民連のHPはコチラです。



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posted by 東 つよし at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> 「古い機械でも処分してなければ残り1円まで減価償却できる」

不安定な零細経営では、定率法や定額法だけでなく、その年の経営状況に応じて、減価償却を柔軟に加減ができる税制にしてほしいですね。
生産高比例法がありますが、「利益比例法」みたいな。
Posted by 名無し at 2010年02月11日 00:23
減価償却の制度改正は、大企業減税の一つという側面があると聞きました。零細経営を支える税制があってもいいと思います。
Posted by あずま 毅 at 2010年02月11日 05:43
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