農水省の狙っていた足守川パイプライン事業がストップするはこびとなりました。
総額190億円にものぼる事業で、取り止めをふくめた計画の見直しが8月18日に明らかになりました。
農業用水の工事なのに、関係地域からの農業者から「水が使えなくなる!」と反対の声が上がっていた事業です。写真は森脇ひさき県議のHPより引用、現地調査の様子です。11年にわたる「足守川パイプラインを考える会」などのねばりづよい住民運動に、日本共産党の地方議員団、中林よし子元衆議院議員ら日本共産党も力を合わせてきました。
農業用水では、岡山市興除地区によい水が届かないことが問題になっていますが、農水省が清水導入に取り組むとしました。選挙期間中に岡山に入った仁比そうへい参議院議員と、同地区農業関係者が懇談をしました。農業を守ってほしい声が政治にとどくようにがんばります。
私も倉敷市矢部で「パイプラインがされると農業はダメになる」と叫ぶ地元農民の方と演説したことがありました。ムダな公共事業をやめさせ、くらしにまわせの声を草の根で広げることが、政治を動かすなによりの力になると思います。
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こちらではお久しぶりです。
お元気そうですね。
最近少し涼しくなって来ましたので、体調には十分気を付けて下さい。
政治は、ほんまいろいろありますよね。
これからどうなるのか?楽しみです♪
日本経済は大きく、経済規模を維持するためには、ビッグプロジェクトが欠かせないという事情は多くの共産党議員の方々はご理解いたただいているでしょうか?
では、無駄ではない公共事業が見つからない時はどうすかるか?止めちゃって大丈夫なのでしょうか?
失業者が増大し、社会保障が足りなくなりそうなら、予め無理にでも仕事を作る必要性は出てくるとは思います。その点も考慮に入れて無駄な公共事業というのをお考え下さいませ。公共事業は社会福祉という点で見れば、無駄なものはおそらくほとんどないと思います。
国も自治体も借金漬けにした「無駄な公共事業」をもういくらなんでもやめにしてもらいたい。
コンクリートの打ち方がひどくて、ヨーロッパと比べると日本の建築物の寿命がたいそう短いそうです。
業界の体質を質実剛健にして下さい。
>北斗 裕二さん
だんだん涼しくなってきましたね。お体には気をつけてください。国民の力で政治が動かせるときが来ていると思います。しっかり見て、行動したいです。
>だいさん、名無しさん
自治体問題研究所が「社会保障の経済効果は公共事業より大きい」というデータを出し、本も出しています。特にビッグプロジェクトと呼ばれる大型事業は雇用拡大効果が小さいです。先日、国道の大規模な工事をしている近くの建設業者の人に話を聞いたら「国の仕事は中央の会社が受けている。わしらには回ってきても、もうけにならん仕事しか来ない」と言っていました。
不要不急な大型公共事業は全て見直し、社会保障や生活インフラに回すことが雇用や景気を支える道だと考えます。