「理論劇画 マルクス資本論」というマンガ解説本が売れているそうです。
私も買って読みました。資本論の1巻の労働価値説のあたりを中心にマンガで描いているものです。重要な部分は文章の解説もあります。しんぶん赤旗でときどき紹介される神戸女学院大学教授の石川康宏さんによるもので、「派遣切り」など今起こっている問題とも絡めています。じっくり読めばよく分かると思います。
昨年は「蟹工船ブーム」で、単行本の他にマンガも出ましたが、今度は資本論とは。深刻な実態の告発に止まらず、資本主義の根源に目をむけようという流れができているのでしょうか。マンガ自体は昔に描かれたものを編集したもので、今は減ってきた劇画ですが、今更萌え系の絵にすることもないでしょう。
Amazonでも扱っていました(→リンク)画像はAmazonの引用です。
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