2008年11月17日

提言持って労働局へ


roudoukyoku081117.jpg厚生労働省岡山労働局で緊急経済提言(→リンク)を持って行き、実態を聞きました。
武田英夫、森脇ひさき県議とともに1時間ほど話をしました。
 9月の岡山県の有効求人倍率は前月から0.02下がり、1.18です。全国的には高いですが、ここ数ヶ月確実に下がっています。繊維、建設、電子部品は目に見えて求人が減っています。県外企業の大学生への内定取り消しが起こっています。経営者への聞き取りやお願いをしていますが、就職希望の高校生が職をなくしたりしないかなど、ピリピリしているようです。派遣の雇用期限が切れる「2009年問題」で雇い止めがすすむことについて「派遣期間が終わったら正社員にしてほしいのですが、そうはいかないですね…」と話していました。
 派遣であろうと解雇は、会社が届け出する義務があります。しかし派遣の契約終了で再び雇わないのは届けなくていいので、ハローワークに来て初めて人減らしが分かるそうです。また、派遣先で「もう来なくていいよ」と言われたときには、次の仕事や給与を保障をするというガイドラインがあるのですが、守られなくても労働者から労働局に相談がなければ実態は分からないということでした。こんなときこそ働く人のくらしを守るルールが必要だし、なにより政府が状況をつかむことが大事だと感じました
 その後、県商工会連合会と県中小企業団体中央会にも提言をもって行きました。中小企業にどれだけの影響が来るのか、心配されています。



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posted by 東 つよし at 23:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
岡山はまだ影響少なそうですね。
東海地方はトヨタのおかげで、えらいことになってるようですが。。

中小企業のうち「製造」「建設」部門は、今回のトヨタ騒動ではないですが
1つの大手取引先のみに依存するという形態が問題なのではないかと。

「高度な加工技術など、日本の大企業を支えているのは下請けの中小企業」とよく言われますが、
発注元になる大企業側からすると技術の囲い込みや
部品の安定供給為などを目的として
他の企業から受注させないなんてことも
中小企業があおりを喰う原因の1つであるのでは??

労働者個人レベルでの保護も必要かと思いますが、
企業間レベルでの保護も行わないことには根本的解決には至らないかと。
無い袖は振れないですからねぇ。。

#いろいろとゴタゴタしてたので、
#そっち方面に旅行に行くといいながら未だ行動に移せず・・。
#ぼちぼち実行に移したいとこです。(笑)
Posted by あお at 2008年11月18日 07:42
あおさん コメントありがとうございます。
中小企業を守り育てることも共産党の政策の大きな柱です。
「イタリアは中小企業が経済の中心で、大企業は中小企業あってこその存在になっている」という話を中小企業団体の方から聞いたことがあります。大企業の下に置かれ犠牲を強いられることは経済の活力にとってもマイナスだと思います。

#寒くなってきました。岡山は若狭よりも底冷えするので、十分体には気をつけておいでください。
Posted by 東 つよし at 2008年11月21日 12:41
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