労働局とハローワーク岡山で懇談をしました。
派遣問題での志位質問(→報道)と「派遣法を労働者保護法に」(→全文)の提案を持って行きました。懇談には森脇ひさき、武田英夫両県議が同行しました。
労働局でもらった資料によると、岡山県の06年度の派遣労働者は前年から17%増え、3万7千人を超えたそうです(全国では+26%で321万人)。また「労働者は多くは非正規を望んでいない。常用を希望しても正社員になれないのが問題。そもそも派遣は専門的な分野に限られていた。それが規制緩和で何でも派遣になった」と言っていました。
日雇い派遣について聞くと「日雇いはあってはならない」と言い、厚生労働省は日雇派遣指針を作り、労働者派遣法施行規則を改正したと話していました。それまで派遣のうち日雇い派遣がどれくらいなのか分からなかったのですが2月28日から派遣元企業が日雇いの数を報告するように変わったそうです。また一日雇いなら要らなかった派遣先責任者や派遣先管理台帳が必要になり、携帯メールで指示を出すときも就業条件を明示することになりました。パンフレットが出ています。今まで日雇いは労働者使い捨ての最もひどいものでしたが、そうやりたい放題にはできなくなってきたようです。
2月8日の志位質問以降、キャノンが派遣から直接雇用に切り替えるなど変化が生まれていましたが、行政も動いています。この動きをもっと大きくするために運動とともに議席を増やしたいとすごく思いました。
ハローワークではいろんな実態を聞きました。写真が懇談の様子です。紹介している仕事のうち、2月の新規は5484人、うち派遣は342人で6.2%だそうです。登録を目的にした派遣の求人があったのを受けないようにしたら半分に減ったそうです。ハローワークに仕事を探しに行ったら登録型派遣だったということが以前は普通にあったのです。求職者の7割が正規希望だけど正規の求人倍率は0.76倍、非正規も足して1.35倍とのこと。安定した仕事を見つけようにも狭き門です。
この日は他に、連合岡山や自治労など連合系労組をまわり、派遣問題での提案や5月18日の雇用集会の案内を渡しました。
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政治ブログ『熊川ビジョン』管理人のくまがわ直貴と申します。
私のブログに『北朝鮮拉致関与疑惑』に関する詳細レポートを再度アップ致しました。
精査の結果、一部情報はかなりの確度が高いと考えられますので、是非皆様方にご一読頂きたいと願います。
未だ回復していない国民の生命と安全に関する問題ですので、どうかご関心を持って頂きます様お願い致します。
大変失礼致しました。
http://blue.ap.teacup.com/kumagawanaotaka/
国民新党で活動されてるのですね。どこかの選挙に出られるのでしょうか。
私の出身の小浜市はまさに拉致が起こった現場、拉致問題は人ごとではありません。
リンク先拝見しました。疑惑の段階とのこと。明確な証拠が出てきたとき、また教えていただけたらと思います。
リース料だって短期ほど割高でしょう、契約が切れ切れになったり、年齢を重ねるほど仕事が見つからなくなるのだから、常用の賃金に退職金や失業補償などを上積みするのが本来の姿だと思います。
もっともな提案だと思います。派遣が安上がりな労働力にされる現状をたださないといけません。
この日の行動は19日付けの中四国版に載りました。