少し肌寒い日で、少し雪が舞っていましたが、地域の支部の人たちといっしょに元気に宣伝しました。
夕方、訪問して対話をしていたら、「選挙区は民主党候補を推す」という人がいました。自民党をやっていた農家の方です。農業や環境を守る問題ではすごく意見が一致したのですが、「民主党が自民党と同じでよくないのは分かってる。でも変えなくてはいけない」という話でした。総社は岡山5区で、共産党は選挙区の候補は立てないこと、比例では共産党への応援をお願いしたら、「分かった。比例は共産党で声をかける。しかし共産党は、とにかく変えるためにも選挙区での民主党の応援はしないのか」と問われました。
そこで「民主党では自民党と変わらない政治しかできないのは、ご指摘のとおりです。ここで共産党が民主党を推したら、共産党が悪い政治の片棒を担ぐことになります。共産党は比例の得票を増やすのに全ての力を注ぎます」と答えたら納得してもらえました。日本共産党の立党の精神は「国民の苦難の軽減」にあります。国会内で一致点をもとに民主党と共闘することはあります。しかし自民党議員とともに改憲の議員連盟を組んだり、消費税増税で歩調をあわせる党への支持を国民にうったえるわけにはいきません。
万が一そんなことをしてしまったら、後でどれだけ政治をよくする展望を語っても、こう言われることでしょう。
「こんな政治になるのに共産党は手を貸した。誰が政治をしても同じだ」と。
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民主党政権ができれば、民主党への幻想はなくなるはずです。そのためには共産党が候補者を下ろして民主党政権樹立を助けるという手もあるのでは?そうすれば次は共産党に支持が回ってくるかもしれませんよ。
民主を応援できない理由は本文で述べたとおりです。わざわざ連立で自民党を支えて凋落した社会党の後を追う必要はないでしょう。