7月29日投開票された参議院銀選挙で、日本共産党は440万票、3議席を得ました。ご支持くださったみなさん、ありがとうございます。「勝ってほしい」という願いにこたえることができず、議席を減らしてしまい申し訳ありません。
選挙結果について、党中央委員会常任幹部会が声明を出しています(→リンク)。選挙についてのご意見は、中央委員会にお寄せください。私もうけたまわります。
写真はそれぞれ岡山選挙区候補、比例代表候補として奮闘した植本かんじさんと、石村とも子さんです。投票から一夜明けた30日、街頭で選挙結果の報告と公約実現への決意をうったえました。
日本共産党倉敷地区委員会の地域(倉敷市、早島町)の得票数、率は以下のとおりです。他の選挙の結果も比較で載せておきます。05年総選挙と04年参院選の結果は、合併された旧真備町、船穂町の得票も合計されています。
07参院選比例 07県議選赤坂 05総選挙比例 04参院選比例
倉敷市 12,008(5.90%) 12,185(6.57%) 14,747(6.47%) 11,652(6.12%)
早島町 360(6.04%) 400(8.72%) 390(5.08%) 339(6.07%)
計 12,368(5.90%) 12,585(6.63%) 15,137(6.45%) 11,991(6.11%)
選挙の結果はいつも一進一退です。大きく広がった「政治を変えてほしい」という願いにこたえ、活動の飛躍をすすめるためにがんばります。写真は、7月19日の玉島でのメガホン宣伝です。
↓ブログランキングに反映されます。1日1クリックお願いします!
【関連する記事】
共産党があと2万9千数百票とれば、比例の最後の一議席が取れたようです。衆院小選挙区1つあたり100票足らず。少しづつのがんばりの積み重ねが、議席に直結することを痛感しました。
テレビCMはあまり成功したことがないですね。CMは毎日なだれのように打たないと効果がないらしいく、民主党は04年参院選で30億円を広告代理店に払ったとか。共産党はそのとき3億円。それでも全戸配布ビラを数発は打てる額です。どこに力を入れるかの戦略的な判断が必要ですね。
最終番、本当に死ぬかと思うくらい頑張ったのですが、結果は・・・
とにかく終わった、終わった。
長かった選挙も終わった。
全国では得票を増やし、確信になることはたくさんあります。しかし議席を減らしたことは痛いことにはかわりがないですからね。
とにもかくにも、選挙戦、おつかれさまでした。
なかなか苦労しましたが、情勢をきりひらいた選挙でした。岡山はとくにそうでしたね。
次はあなたの番ですね。衆院候補が、粘り強くブログを更新し、メッセージを発信していることは、皆を励ましていることと思います。今後の活躍を期待していますよ。ともにがんばりましょう。
選挙区票を増やしながら、比例票を増やしてる。
埼玉、千葉は「2大政党」の波で選挙区を減らしながらも、比例は増やしてる。
それを思えば、京都、愛知、兵庫で比例3万ぐらい何とかならんかったかと…
あとで言ってもしかたないが。
「プラスターのダウンロード」
発想は面白いが、見るほうからすれば、どこへ行っても同じような宣伝より、
「手書き」で、支部のみなさんの一人ひとりの意志が伝わってくるもののほうが迫力あります。
ところで、改憲派としては、いざとなれば「前原指名」でもやってくる可能性があります。いまの参院議員は6年かわらないんだから、3年後に自民党がひっくり返すにはかなりの圧勝が必要。
どっちみち改憲には2/3以上必要だから。民主党抱き込みは考えなくちゃならん。
次は総選挙です。がんばります。倉敷では、倉敷市議選が09年1月であと1年数ヶ月なので、そちらが早いかもしれませんが。今回、あと少しで涙をのんだ人も多いはず。さらにあと一回りの奮闘ができる党にしたいです。
プラスターでは、雨で使えなかったのですが、「憲法変えなくていいじゃない 平和がいいもの」と筆書きしたものを作ったりしました。
民主党はもともと海外派兵には賛成の改憲政党。世論で改憲反対の世論を広げつつ、民主党の本質をあばくことが必要です。
あちこちで拝読させていただいております。
「確かな野党」を主張しても議席を減らしたこと、この重要な時期に国会活動に重大な支障をきたしたことについて、今後どうしたら飛躍するか、広範な議論が必要だと思います。近年の傾向を見ると、共産党は壁に突き当たっており、ジリ貧であることを直視することから始めるべきであるように思います。2大政党制やメディアのあり方など、確かに外部の問題が大きいのですが、それは前提にして考えないと主体的な力はつかないと思います。
しんぶん赤旗は詳しく見ていますが、読者の広場を含めて31日の常任幹部会の分析に沿う意見ばかりです。真剣な思いで共産党に票を入れた人々は、どの点が足りなく、どの点を是正すれば展望が開かれるのか等の議論を是非知りたいと思っているのではないでしょうか。
小泉と同じようなモンで、「郵政民営化」の政策そのものを支持してるわけでないのに、
「郵政民営化」を旗に掲げて「抵抗勢力は切ってでも進む」というのが「空気」をつくった。
安倍が「KY」(空気が読めない)といわれるように、
根本のところで政策そのもので勝負していない。
というより、そういうものをいちいち投票の物差しにする有権者が少ない、
というのも問題。
ただ、党の中で、党の「空気」に流れるような状況も、弱点ではあると思います。
(比例票を増やしたところ、減らしたところがちゃんと分かれていて、トータルで「ちょっと増えた」になってるのだけど、減らしたところがちょっと踏ん張れたら1議席減らずにすんだはず。全国「同じ総括」では勝った経験を負けたところに生かせない)
日本共産党は「風」や「空気」に期待をかけずに、勝利を勝ちとる地力をつけることが不可欠だと思っています。日本共産党には、民主党への「風」、北朝鮮の「イメージ」など、党の姿とは関係ないマイナスの力が働くことが多いです。これを打ち破る力をもつことが、今年の選挙をたたかうまでの一貫した方針でもありました。党員や、「しんぶん赤旗」読者の仲間の輪をどれだけ広げたか、一人ひとりが共産党の魅力をどれだけ語る力を持ったか…。選挙でどれだけの力を出したかは、地域によっていろいろあると思います。しっかり総括し、活動の飛躍をもって答えとすることが必要です。