舞ごとにセットを変えるので、セットの出し入れをしたのと、片づけをしました。
リサイタルは「太平記」ということで楠木正成親子の物語が主にあり、他岡山にまつわるものが2つありました。おどりの流派が菊水流なので、菊水の紋の楠木一族をあつかうのはなかなかしっくりきます。忠君よりも人としての親子の情、健やかに生きてほしい思いに光を当てた作品になっていました。世相の反映でしょうか。
![set070527.jpg](https://t-azuma.up.seesaa.net/ftp/./set070527-thumbnail2.jpg)
学生のときにイベント会社でバイトしていたことがあったので、セットの扱いはまったくの素人ではないつもりでしたが、よく考えられたつくりにおどきました。会場備え付けの台に、釘を打たないようにして足とキャスターをつける、大型のセットでも小さく解体、まとめて軽く運ぶようにできる…。繰り返し使うためにムダのない出来でした。
セットは、作業時間を短縮するために、使い終わったしりから解体していました。また、私は2、3のセットの移動を頼まれた以外は、「あとは自分で仕事探してやって」と言われていました。ですので、いろいろ運ぶ手伝いや、解体や掃除に動き回っていました。特にクギを抜きまくってました。腰が少し痛くなったりいろいろ擦り切れましたが、セットの構造を見ながら体を動かすのは楽しかったです。
次は10月にあるそうです。参加できるようにしたいです。
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