2007年05月27日

剣舞リサイタル

第三十三回藤上南山作舞リサイタル“智と勇と愛と”が開かれ、私は大道具係でした。
舞ごとにセットを変えるので、セットの出し入れをしたのと、片づけをしました。
 リサイタルは「太平記」ということで楠木正成親子の物語が主にあり、他岡山にまつわるものが2つありました。おどりの流派が菊水流なので、菊水の紋の楠木一族をあつかうのはなかなかしっくりきます。忠君よりも人としての親子の情、健やかに生きてほしい思いに光を当てた作品になっていました。世相の反映でしょうか。
set070527.jpg本来なら、リサイタルでの舞の様子や参加者の状況などを報告すればよかったのですが、ほとんど見るひまがありませんでした。写真も、ソデからでは逆光になって何も撮れていません。とりあえずセットの写真だけ載せておきます。ご勘弁を。

 学生のときにイベント会社でバイトしていたことがあったので、セットの扱いはまったくの素人ではないつもりでしたが、よく考えられたつくりにおどきました。会場備え付けの台に、釘を打たないようにして足とキャスターをつける、大型のセットでも小さく解体、まとめて軽く運ぶようにできる…。繰り返し使うためにムダのない出来でした。
 セットは、作業時間を短縮するために、使い終わったしりから解体していました。また、私は2、3のセットの移動を頼まれた以外は、「あとは自分で仕事探してやって」と言われていました。ですので、いろいろ運ぶ手伝いや、解体や掃除に動き回っていました。特にクギを抜きまくってました。腰が少し痛くなったりいろいろ擦り切れましたが、セットの構造を見ながら体を動かすのは楽しかったです。
 次は10月にあるそうです。参加できるようにしたいです。
posted by 東 つよし at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常、他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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