許せない暴力

長崎市長の伊藤一長さんが銃撃され、亡くなられました。決して許せない暴力です。

　―毎日新聞Ｗｅｂニュースより引用―

　長崎市で１７日夜、山口組系暴力団幹部に銃撃され、心肺停止状態となっていた伊藤一長・同市長（６１）は１８日午前２時２８分、搬送先の長崎大付属病院で、大量失血のため死亡した。

　伊藤市長は１７日午後７時５０分ごろ、同市大黒町のＪＲ長崎駅前で、統一市長選・長崎市長選の街頭活動から選挙事務所に戻り、選挙カーから降りて事務所に入ろうとしたところを背後から拳銃で２発撃たれた。長崎大付属病院で緊急手術を受け、集中治療室で治療を受けていた。

　―引用おわり―

　どんな理由があっても政治を暴力でゆがめることは許されません。

　伊藤市長は、被爆地長崎の市長として、核廃絶のために積極的に行動してきました。このようなことになるとは、さぞかし無念だったと思います。お悔やみもうしあげます。
　私は昨日晩に銃撃のニュースにふれ、とても心配でした。今は残念で許せない気持ちでいっぱいです。

Comments

　昨晩銃撃のニュースを聞いた時は、驚いたと同時に、いかなる理由においても暴力による訴えは許されるものではないと思っていたので、まさかそのような行為が、実際に行なわれたことへの衝撃を感じました。
　市長は、あくまでも言論によって、市民や日本内外に、自らの考えを訴え続けていました。また、市長だけでなく、今回は選挙中だったこともあり、対立候補の人達や、またそうでない市民も同じように、言論での訴えをしていたはずです。
　亡くなられた市長は、さぞかし無念であっただろうと思います。同時に、私自身も『暴力によって自らの主張を通す』行為は許すことは出来ません。市長へのご冥福を申し上げると共に、二度とこういうことの起きないよう、政治という場でも、私達自身も何かしなければならないと思います。

Posted by ウラタロス at 2007年04月18日 14:59

ウラタロスさん コメントありがとうございます。
まったく同感です。絶対に許せない問題ですね。　
なお、この問題に日本共産党は、志位委員長のコメント→http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-04-19/2007041901_01_0.htmlなど、さまざまな記事で特集しています。

Posted by 東　つよし at 2007年04月23日 09:16